JISフォークをイタリアンに

JISフォークをイタリアンに

ファイル 97-1.jpg

ビアンキのピスタにクリスキングのヘッドセットを組みます。

ここで問題になってくるのが、コラムの規格。。

クリスキングはイタリアン、ビアンキピスタのフォークはJIS。。。

そのサイズ差は0.6ミリ。。

微妙なサイズ差ですが、この0.6ミリがデカイ!

ちなみにフレームのネックチューブ側は0.2ミリ違う。。 ここはサラッと削れば圧入できますね。

ネックチューブ側はリーマーが工具メーカーから出てます。

コラム側は旋盤加工がサクラ流。。。ww

ファイル 97-2.jpg

27.2ミリ径あったコラム外径を26.5ミリまで旋盤にて削ります。

ある理由から必ず低回転で加工をしていきます。 高回転で加工した場合、、、かなり危険。。。

イタリアンの玉押しの内径は26.4ミリ。 0.1ミリは圧入シロ、ピッタリサイズではダメなんです。

ファイル 97-3.jpg

削れました。

じゃぁ、逆は?

イタリアン(26.4㍉)をJIS(27㍉)規格にできるのか?

削るのではなく盛るのです。

ロウ盛りして削る。

ファイル 97-4.jpg

圧入!

バッチリです。

うーん?と思ったら、とりあえずどんなことでもご相談下さい!

by.クロス