フォーク修正色々。。。

フロントフォーク修正、加工、サクラジテンシャで多い作業です。

最近行った作業を少し紹介します。

131211.1曲りの修正作業。

曲りのチェックをするのに旋盤を使います。

加工するわけではありません。

 

 

 

 

131211.2フォーククラウンが複雑に曲がってしまっていると簡単には修正できません。

プレス機を使ってフォーククラウンの曲りを修正します。

 

 

 

 

 

131211.3ホイールを取り付けてみてセンターのチェク。

フォーククラウンが曲がっているとフォークの曲りを修正してもホイールがきっちりセンターにきません。

 

 

 

 

131211.4完成!!

フォーク、クラウン、両方修正OKです。

簡単な修正であれば5000円くらいからできますが、複雑な曲り修正は1万円前後します。

 

 

 

 

 

 

131211.5これはカーボンフォークのコラムシャフトにクラックが入ってしまっています。

これの修正作業です。

カーボンの修正はかなり高額になってしまうし修正が難しいのです。

なのでスリーブを入れて補強する方法で修正します。

重量が若干上がってしまいますが強度は通常のカーボン修正するより強いかもです。

131211.6まずはコラムシャフトの内側をリーマーで綺麗にします。

内径を一定寸法にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

131211.7旋盤でスリーブを製作します。

 

 

 

 

 

 

 

131211.8ローレット(交差している溝)を切っておきます。

カーボンに強く食い込むのと強力ボンドが浸透するためです。

 

 

 

 

 

131211.9特殊強力ボンドを塗ります。

かなり早い時間で固まってしまうので時間との勝負。

 

 

 

 

 

131211.10コラムシャフト内部に打ち込みます。

クラックが入ってしまっている部分に跨がるようにします。

 

 

 

 

 

131211.11外側のクラック部修正。

まずはクラック部をV状の谷になるようにヤスリで削ります。

そこに特殊な材料を流し込み谷を埋めます。

 

 

 

 

131211.12整えるとこんな感じに。

キレイに修正されます。

 

 

 

 

 

 

131211.13完成。

この作業で2万円となります。

高額なカーボンフォーク、これでまだまだ使えます。

 

 

 

 

 

 

 

フォークコラム延長

使いたいフォークがある。。。。

でも、コラム長が足らない。。。

さて、どうします?

131121.1コラム延長の作業依頼が入りました。

カーボンフォークにアルミコラム。。。

クロモリフォークと違って溶接で、、

というわけにはいきませんね。。。

 

 

 

 

131121.2コラムシャフト中にインローさせて繋ぐことにします。

まずはインローするパーツするを削り出します。

材質はアルミ。

 

 

 

 

131121.3これを、、、

131121.4

 

 

 

 

 

 

 

フライスでちょっとした加工を。。。

 

 

 

 

 

 

 

131121.5こんな物が出来上がりました。

なぜこんな形にしたのでしょう?

 

 

 

 

 

 

131121.6特殊なボンドを塗ってググッと圧入します。

インロー棒の一面を削ったのはこのボンドが入り込んで効くスペースを作ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

131121.7ボンド面と逆側にネジ穴を作ります。

 

 

 

 

 

 

 

131121.8イモねじを仕込んで面を整えて完成!

 

 

 

 

 

 

 

131121.9依頼された希望の長さになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1970s’ MONARK

カリフォルニアから続々とビンテージな自転車が届いてます

VINTAGE-1-1

 

1970年代のMONARK

 

状態はあまり良く無いですが

 

そこをうまく利用して

 

 

ベージュのブロックタイヤでいい雰囲気に仕上がってます

VINTAGE-1

 

オーバーホールなどは行っておりません

点検整備のみとなります

 

ステキ女子に乗って頂きたい!!

 

 

 

このままお渡しで¥21000です

ママチャリ乗るならコッチでしょ!

VINTAGE-1-2

 

他オーバーホール、スポーク張り替え等はご相談下さい

 

他にも続々入荷してます

 

随時ご紹介していきますよー

 

 

VINTAGE BICYCLE! 26×1-4/3

今回のヴィンテージな一台!シュインフィエスタ

Schwinn社1964年のカタログに出てきます

参考文献Schwinn1964カタログ

 

IMG_0254ホイールからあちこち錆び錆び

ガリガリなので丁寧にオーバーホール&磨き!

IMG_0962

 

 

 

IMG_0981

IMG_0983

スポークも組み直し!

全てオリジナルが残ってるのもいい感じです

 

 

 

IMG_0965

 

 

クルーザーにはお決まりのコースターハブもしっかりメンテ!!!

 

 

 

 

1964 Schwinn Fiestaネーミングも今時な感じでいいっ!

 

シュイン フィエスタ

 

全体の磨きも終えてカタログから出てきたみたいですねぇ・・・

渋い・・・

 

 

 

 

 

 

更にこのレストアに欠かせないのがビンテージクルーザー愛好家泣かせのタイヤサイズ・・・IMG_0978

26x1 4/3なんてサイズ国内にはほぼ存在しません

皆さんのサクラジテンシャです、ちゃんと用意してありますよ!!!

お探しの方はコチラ!!!