溝加工

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スレッドレスコラムにかご用ブラケットを取り付けたい。。。
ハンドルにかけるタイプはシンプルじゃないので、
ステムからブラケットを出したい。。。。

しかし、コラムには溝が無いのでブラケットはもちろん入らない。。。
はい!サクラはそんな事を可能にするのが得意なのです。
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フライス盤を使って溝切り。 コラムの肉厚が薄くなりすぎないように注意します。

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完成。

かごもバッチリ付きますよ!!

ロウ付け

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ロウ付けのステムを手に入れたく、海外から購入したお客様。
しかしどこの自転車屋さんでも断られて、、、 と、持ち込まれたこのステムの材料。やらせていただきます!!ファイル 60-2.jpgロウ材は真鍮。 真鍮用フラックスはあまり流通していないので、

とりあえず㊙フラックスを使う(笑)。

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ファイヤー!!

主にTIG溶接が得意分野ですが、溶接作業ならなんでもやります。

アルミ、ステンレス溶接なんかもご相談下さい。

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しっかりロウを溶かし込みます。 ロウ付けできました。

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磨いた後にブラストをかけてみます。 ロウの入り込みを確認。

↓ 完成!!

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メッキから帰ってきました〜!!

ラグ部分、色を塗りわけてもカッコいいです。

ホイール修理

 3バトンのベアリング修理です。

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リア用をフロントに使用していたらしく、 それ自体は問題ないのですが改良の仕方が大問題。

ベアリングはボールベアリングなのに、、、 シャフトをロックしているのは片側だけなぜか玉押し、、?
しかも内径12mmのベアリングに9mmシャフトを玉押しでロックする、、、 無理です。。。

やはりガタガタ。。。

修理&改良をしていきます。
手持ちのホイール、、どうにか使えないかなぁ、と思っている方、ご参考に。。。

まずはベアリングを交換します。 規格サイズはそのままですがNTN製のLLUタイプにバージョンアップ。

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使われていたのは片側がゴムシールタイプ、もう片側がZZタイプの鉄製シールド。
内側に鉄シールドを持っていけば問題ないかもですが、高回転する場所。

そこは気を使います。ホイールの回転は自転車にとって最重要。
同じゴムシールタイプでも、LLBよりもLLUの方が低フリクションで防塵性に優れています。
ちょっとマニアックですが。。。。

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シャフトをロックするスペーサーナット、
ベアリング間のスペーサーカラーなどを旋盤にて製作(使用材料SUS303)

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↑ こちらが製作したパーツです。

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↑ 装着!! 完成です。 仕上がりのクオリティーは申し分ないと思います。

2011年06月24日(金)02時52分