
かなり進行してしまったクラック。。。 これの溶接修理をしていきましょう。
ここまで進行しているとただ溶接するというわけにはいきません。
まずは溶接歪みを最小に抑える為に型を作ります。 ボアゲージを使って正確に採寸。
クラックの入った原因は、ヘッドセットとのハメシロがキツすぎる。。。
これも溶接後修正しましょう。
アルミ溶接。 割と難度の高い溶接ですが、サクラジテンシャの得意分野でございます。
一般ユーザー様から業者様まで、お気軽にご依頼下さいませ。 お見積り大歓迎です!
内径処理、、、 ヘッドチューブリーマでサラッといきたいとこでしたが、、、、
このヘッドサイズのカッターが無い〜。。。
どうする、、、?
作りましょう!!
旋盤で必要なサイズにリーマの代わりになる型を削り出します。
この削るサイズにも要注意!! 削り方があるのです。
この型にラッピングコンパウンドを塗り、
ゆっくりと旋盤を使って回転させて内径をちょとづつ拡大していきます。
とても緊張する作業です。
完成!!
溶接痕は強度的な理由から削りません。
ネックチューブをまるまる切って新しい物を溶接してしまうということもできますが、 かなりの加工修理になります。
なので、今回はこんな感じでやってみました。