リヤディレイラー修理 RD-7700

リヤディレイラー修理 RD-7700

今回のお題は↓

リヤディレイラーでやってしまいがちな
ワイヤーフィキシングボルトのスレッドを痛めてしまってねじ山がダメになってしまうケース
多いですねww

自転車のパーツを取り付ける部分はほとんどボルトです
その中でもねじ山を痛めてしまうと使用が困難になるパーツも多いです

クランクのペダル取付スレッド、ステムクランプ、シートクランプ等々
そして今回ご相談頂いたリヤディレイラー
シフトワイヤーを固定するフィキシングボルトの部分です

このシフトワイヤーを止める部分、ボルトはM5(このデイレイラーはRD7700なのでM5です、以降7900からはM6ですご注意!!)
ボルトはスティールですが受け側のスレッドは本体と同じアルミなので
受け側がアルミの場合、ボルトが斜めに入ったり強く締めすぎたりすると
メス側のスレッドが傷んでしまいます

傷んだボルトを入れてスレッドがダメになる場合も
(カンパの上級グレードなどは先に補強のリコイルが入っていますが
強く締めすぎたり斜めに無理やり入ってしまうとリコイルが外れるケースもあります)

今回のディレイtラーはボルトのスレッドが傷んでいました
そのボルトを締め込むことによりメス側のスレッドも傷んでいます

中古品などを購入した際に傷んでいるのを知らずに購入後
取付してから不具合が起きるなどの症例も多数報告あります

新品、中古にかかわらず取付の際は必ずグリースを塗布
ボルト類はいきなり工具で締め付けせずに手で回せるところまで回す
渋ければタッピング、スレッドやボルト類のチェック
上記を守っていればイージーミスは減ります

当店ではスレッドや固着しそうな箇所へはモーガンブルーを使用しています


今回はねじ山がまだ修理可能でしたのでリコイルで修理
難しい場合は貫通ボルトやスレッドをサイズアップして修理となります

今回のRD-7700など少し古いパーツ補修部品がかなりなくなってきています
シマノでは現在庫のみストックトなっていますので長く使う方は早めにストックを!!

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