3バトンのベアリング修理です。
リア用をフロントに使用していたらしく、 それ自体は問題ないのですが改良の仕方が大問題。
ベアリングはボールベアリングなのに、、、 シャフトをロックしているのは片側だけなぜか玉押し、、?
しかも内径12mmのベアリングに9mmシャフトを玉押しでロックする、、、 無理です。。。
やはりガタガタ。。。
修理&改良をしていきます。
手持ちのホイール、、どうにか使えないかなぁ、と思っている方、ご参考に。。。
まずはベアリングを交換します。 規格サイズはそのままですがNTN製のLLUタイプにバージョンアップ。
使われていたのは片側がゴムシールタイプ、もう片側がZZタイプの鉄製シールド。
内側に鉄シールドを持っていけば問題ないかもですが、高回転する場所。
そこは気を使います。ホイールの回転は自転車にとって最重要。
同じゴムシールタイプでも、LLBよりもLLUの方が低フリクションで防塵性に優れています。
ちょっとマニアックですが。。。。
シャフトをロックするスペーサーナット、
ベアリング間のスペーサーカラーなどを旋盤にて製作(使用材料SUS303)
↑ 装着!! 完成です。 仕上がりのクオリティーは申し分ないと思います。
2011年06月24日(金)02時52分