このフレームもまたネックチューブにクラック。。。
考えられる原因はヘッドパーツとの組み合わせの悪さ、、、
というより、ちゃんと組まれていないと言った方が良いかも。。。
適正なサイズのリーマーでサイズ出しをしっかりしてから組めば(もしくは組み直せば)
このような事にはならなかったはず。。。
でも、なってしまったモノは仕方ない。。。 しっかり修理しましょう!
まずは溶接個所を削ります。 合計で5カ所もクラックが、、、
そして溶接、リーマー。
ある理由から上下片側ずつ溶接、リーマがけの作業をします。
上半分溶接してからリーマー、そして下半分溶接してリーマー、、、みたいな。。。
完成。 強度確保のため、溶接ビードは削りません。
キレイな溶接ビードはかっこいいですよ。
これに乗る人の生き方もうかがえます。
そういえば、ちょっと前にある自転車ブランドの展示会で
大型販売店の売り場マネージャーの方とお話をする機会がありました。
「溶接、加工等なんでも出来るのでよろしくお願いします」とお話をさせていただいたら、
「5万円くらいの自転車を溶接修理なんてしないで、新しいヤツ買ってもらおうよ〜、あはははは〜」
と、返されました。金額の問題じゃなかったりしますね、、、愛着のあるモノは特に。
せっかくエコな乗り物だから、壊れたら乗換えるなんてやってたら悲しいわけで。
もちろん、個人の考えは色々あって当たり前。
僕はこう考える。。。直せるモノは直しましょう!!
その為に日々精進。技術を磨いて参ります。
ま、なんだかんだ書きましたが
新しいモノも好きですけどね。
あはははは~