ホイール修理

 3バトンのベアリング修理です。

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リア用をフロントに使用していたらしく、 それ自体は問題ないのですが改良の仕方が大問題。

ベアリングはボールベアリングなのに、、、 シャフトをロックしているのは片側だけなぜか玉押し、、?
しかも内径12mmのベアリングに9mmシャフトを玉押しでロックする、、、 無理です。。。

やはりガタガタ。。。

修理&改良をしていきます。
手持ちのホイール、、どうにか使えないかなぁ、と思っている方、ご参考に。。。

まずはベアリングを交換します。 規格サイズはそのままですがNTN製のLLUタイプにバージョンアップ。

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使われていたのは片側がゴムシールタイプ、もう片側がZZタイプの鉄製シールド。
内側に鉄シールドを持っていけば問題ないかもですが、高回転する場所。

そこは気を使います。ホイールの回転は自転車にとって最重要。
同じゴムシールタイプでも、LLBよりもLLUの方が低フリクションで防塵性に優れています。
ちょっとマニアックですが。。。。

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シャフトをロックするスペーサーナット、
ベアリング間のスペーサーカラーなどを旋盤にて製作(使用材料SUS303)

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↑ こちらが製作したパーツです。

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↑ 装着!! 完成です。 仕上がりのクオリティーは申し分ないと思います。

2011年06月24日(金)02時52分

フリーギア粉砕

ギアが割れてる~!!

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これじゃまともに走れません。。。
ギアが割れたという事は、、、
工具がはまらない。。。

↓ 万力でフリーギアのレース部分をプレスして固定。
車輪を持って回します。テコの原理です。
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二人掛かりでかなり気合い入ってますが、
そんなに力は必要ありません。笑

↓ ベアリングを洗浄、グリスアップ、球押しの調整。 基本作業。
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新しいシマノ製フリーギアを装着。

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完成!!

アヘッドスペーサー調整

旋盤にてAヘッドスペーサーを加工
コラムスペーサー調整
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10mmスペーサーを5mmに。
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加工した理由はこちら。
東京サンエスさんのDixna製レバーコラムマウント。
Wシフトレバーをヘッドコラムに取り付けてハンドル回りをすっきりさせる事ができるパーツ。
でもこれ、高さが15mm。 装着されてたスペーサーは10mmが2個。 5mmの違いを合わせます。
たかが5mmですが、ステムのクランプが5mm短くなるという事。。。
力がかかる部分だけに、ここはきっちり合わせたい。。。
数百円で買えるスペーサーですが、ある物を削れば資源のムダ使いしなくて済みますね。
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ライトウェイのシェファードをカスタム中です。
フレームを鮮やかなブルーにペイント。
ハンドル回りをすっきりとしたライザーバー仕様に。
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まるでドラえもんのような出で立ちとなったシェファード。
あまりの可愛さに完成後写真を撮る間もなくお買い上げとなりました。