ハブベアリング玉当り虫食い 研磨修正

今回のお題は↓

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ハブのべリングとの当たり具合を調整するナット 通称 玉当たり

このパーツ回転部分だけにデリケートであります

シャフトの歪みや玉当たりの調整が不十分だと画像の様に当り部分がえぐれてしまうような症状を虫食いと呼ぶことが多いと思います

今回の玉当たりはWH-7850 DURAACE完組ホイールなんですが2008年頃のホイールなのでSHIMANOにもリプレイスパーツがありませんでした、互換品もない・・・

更にSHIMANO完組ホイールなので交換用のハブもナシ、SHIMMANOへ送っても直してはくれません

IMG_4370そこで今回は玉当たりを研磨しなおして修正してみました

回転自体は問題なくスルスルと回転しています

ゴリやガタもなし

今回のケースは有る物を修正して活かすという当店の理念を深く感じさせてくれました

交換すれば良いってもんじゃあ無いでしょう、たったこれだけの事でホイールごと変えるなんて考えられませんよね、SHIMANOでは治せないって言うし、補修パーツも無いんですから、やるしかないでしょう

 

DAHON再入院

今回のお題は↓

DAHON-5

 

三年ほど前にクラックの修理&折り畳み機構を削除したDAHON

 

なにやら駐輪している際にぶつけられてしまったようで・・・

 

フレームセンターから曲がりが・・・

 

今回は曲がりの部分の修正と修正の際に塗装が焼けてしまうので再塗装を行います

曲がりの修正

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剥離後、防錆プライマー塗布、塗装

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デカールは新規で用意、

入院は1か月ほど、無事退院です!!

PINARELLO PRINCE SL フレーム&フォーク塗装補修/仕上げ

今回のお題は↓

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塗装の補修、ベアリングのアップグレードも完了したPRINCE SL

そろそろ仕上げえと入ります

 

と、その前になんか足りないような・・・

 

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傷だらけのONDAシール

画像は既存のシール

 

これを新しく製作せねば!

 

 

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多くは語りません

 

山あり谷あり

 

 

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コチラも既存のシール

 

多くは語りません

 

 

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違和感なく仕上がってますかね

既存の安っぽいシールではなく

アルミのヘアラインシールを使用しております

グレードが上がったような仕上がり

 

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レースでいい成績出るお手伝い出来たら幸いです!!

PINARELLO PRINCE SL フレーム&フォーク塗装補修/ヘッドベアリング編

今回のお題は↓

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塗装補修の為にお預かりしているPINARELLO PRINCE

作業の段階で他の箇所にも問題点を発見!

その為にコチラをご用意

少しロゴデザインは変わりますが、当時モノです

 

 

塗装の為ベアリングなどをばらしておりましたら、あらら・・・

サビサビ、ゴリゴリです

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この症状良くあるようですね、ヘッドノ構造上の問題と防水性、汗が良くかかる場所でもあります

そこで純正の非接触型シール形ベアリングから非接触型/両側鋼板シールド形ベアリングをチョイス!

今回は防水性はシールタイプより劣るものの、グリース保持の点でシールドをチョイス

ピナレロさんなので防水用グリースもMuc-Off社のTEAM SKYサプライヤーモデルで、ヘッドチューブからグレープの香りが漂います

遊びに来ていたN氏の届いたばかりのグリースを拝借!

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ベアリングの圧入は叩いてなんて指示がありますが、ねぇ、圧入ですよ?

このベアリングの形状に合った治具を製作、スルスルと圧入していきます

安心してください、叩きませんよ!

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これで防水性、防錆性もアップ

更にヘッドからはグレープの香りが・・・

女子受け良いはずです

新しいヘッドキャップも取り付けしたら

仕上げにまいります