今回のお題は↓
ハブのべリングとの当たり具合を調整するナット 通称 玉当たり
このパーツ回転部分だけにデリケートであります
シャフトの歪みや玉当たりの調整が不十分だと画像の様に当り部分がえぐれてしまうような症状を虫食いと呼ぶことが多いと思います
今回の玉当たりはWH-7850 DURAACE完組ホイールなんですが2008年頃のホイールなのでSHIMANOにもリプレイスパーツがありませんでした、互換品もない・・・
更にSHIMANO完組ホイールなので交換用のハブもナシ、SHIMMANOへ送っても直してはくれません
そこで今回は玉当たりを研磨しなおして修正してみました
回転自体は問題なくスルスルと回転しています
ゴリやガタもなし
今回のケースは有る物を修正して活かすという当店の理念を深く感じさせてくれました
交換すれば良いってもんじゃあ無いでしょう、たったこれだけの事でホイールごと変えるなんて考えられませんよね、SHIMANOでは治せないって言うし、補修パーツも無いんですから、やるしかないでしょう