今回のお題は↓
プジョーのパシフィック
このモデル、フロントフォークにはいわくが・・・
当店でも何台か修理してます
今回も同じ症例でご来店
この構造上無理があるんでしょう・・・
コラムを差し込む部分が割れてしまうのがスタンダードな症例
今回も溶接してありますが、あくまでも付いただけ
しっかりと修理するには原因を無くさないと修理とは言いづらい、特にアルミの場合
まずはその辺をご説明してから作業内容を決めていきます
ココが割れてしまうという事は溶接しただけでは修理した事にはなり辛い
又割れてしまう可能性が残ることになります
その辺の対策はヒアリングしながら見積もり、加工案をお出しして予算と相談しながら決めます
今回は予算上溶接のみで、再クラックがはいることをご了承頂いて作業しております
再クラックの際は補強を施して修理しますとおっしゃってました
走行中にパキットなんて考えると僕らもじゃあ溶接だけでなんて簡単に言えません
仕上げに内径をリーミングして完了です
自転車のフォークやフレームは色々な力がかかります
この力がかかりクラックがはいる原因を治さないと自転車のフレームは怖い物になってしまいます