今回のお題は↓
手持ちのフレームや車両にデカール、カッテイングステッカー、等を貼り付けしたい時
同時に保護もしたい時ありますよね
そんなときに既存塗装の上からクリヤーで塗装する例をご紹介
このような後入れの場合、色々な作業方法があります
材質や既存塗装の傷み具合等により合わせて作業していきます
今回は既存塗装が綺麗な状態でしたので下地処理を行い貼り付け、塗装となります
他にも既存塗装が傷んでいる場合は、クリヤーで保護してから塗装
傷んだ部分を補修塗装など色々対処方法があります
もちろん塗装でのロゴ入れも後から可能です
ワンポイントであれば場所によりますがバラシも必要ありません
今回は下地にメッキの入ったラグ塗り分けのオフホワイトで塗装されたフレームセット
ブランドは解らないフレームでした
オーナー様が見つけたPALETTIのデカールを張りたいと
レプリカ塗装のようにはなりますが自分の好きなように乗る
これは大事なことだと思います!
まずは塗装面を下地処理
ラグ各部マスキング
デカール貼り付け
クリヤー塗布
クリヤーはデカールの段差をなくす塗り方など予算とご希望に合わせて行います
ミニベロフレームなのでデカール位置が微妙にむずかしくなってきます
オーナー様と仮付けしながらオリジナル塗装などを参考に位置決めを行います
この点はご来店頂けると密にヒアリングしながらミーティング出来ます
遠方からご依頼の場合は仮付け画像などを見て頂きながら決めていきます
お任せして頂く場合はこちらでベストな位置決めを行います
デカール、ステッカーは上塗り塗装が合わない物もあります
インクジェットなどプリント物は溶けてしまいます
メッキの下地処理も塗装へ影響します
今回のフレームもお持ちになった際かなり波打ってました
原因はラグ部は磨きが入ってますが他は入っていないから
上塗り塗装する箇所は磨きが必要ないんですが粗さがでてしまいます
その為磨きを入れるかサフェーサーなどで下地の処理をする必要があります
ここで塗膜を薄く仕上げたい場合はやはりメッキ全体に磨きが入るのがベストです
メッキ層の下地を磨きますのでメッキ層の後磨きは出来ません
今回は既存クリヤー層を下地処理の際に研磨して滑らかにしました
全体にバランスよくデカールも配置出来ました
今回は段差ありのまま仕上げ
単色のフレームが見違えるようになりました!
まずは気にせずなんでもご相談ください!